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2017年1月15日 (日)

BGMとしてのクラシック

以前も書いたことがあるのですが,塾内でBGMとしてクラシックを使う場合,声楽は意外に向かないものです。

特にソプラノ,メゾソプラノといった高音域の声は思った以上に気になるらしく,利用をあきらめた経緯があります。素敵な歌声をヘラヘラと笑って「変だ」などというセンスのない奴らばかりですしね。

そのくせ,不協和音の曲を流していても大して気にしないので,本当に音楽的なセンスがない。というよりも脳が音楽としてとらえていないんでしょうね。

何度か書いてきていますが,私はセンスというのは生まれつきのものではなく「経験値」だと考えています。

クラシックが多く流れている家では,それに応じたセンスが身につきますし,ジャズが多く流れるところでは,ジャズのセンスが身につきます。テレビの音楽が中心であれば,ポピュラー音楽や映像音楽のセンスが身につくでしょう。

ただし,それはどのセンスが上とか下とかいうものではありません。

しかし,最近はそのセンスそのもの,つまり経験値自体が圧倒的に少ない子どもが増えた印象があります。なんとなくですが,雑食的にいろんな音楽を聞くわけでもない,そうかと言って特別好きだといえるものにお金を使いもしない。音楽がファッションですらないのかもしれません。

私はクラシック大好き人間ですが,すべてのクラシック音楽を好きなわけではありませんし,ポピュラー音楽やジャズも嫌いなわけではありません。

そして,別にクラシックが格上だとも思っていません。

ただ,淘汰をくぐり抜けて長い間生き残ってきたクラシック音楽の価値は相対的に高いのではとも思います。今のポピュラー音楽も100年後に残っていれば,それは価値があると言っても良いと思いますし,ジャズのスタンダード・ナンバーはその域に達したものが多いですね。

実は,同時代の音楽というのは評価が意外と難しいのではとも思うのです。

クラシックで言えば,いわゆる「ゲンダイオンガク」が幅を利かせていた時代もありますし,ジャスでもビッグバンドからピアノトリオといった編成の違いや,即興性の強いものからあまり変えないものまで,どのスタイルが良いか論争が起こったこともあります。ポピュラー音楽だって,「今のJ-Popはダメだ。」なんてしたり顔で語る人もいます。

売れる売れないだけで評価できるのならば楽ですが,「良い悪い」と「好き嫌い」は別物ですしね。できが良くても嫌いなものはありますし,できが悪くても好きなものはあります。

だから,歴史をある程度経た音楽は,良さをある程度担保されていますから,好き嫌いで語っても大丈夫なのではとも思います。

最初の話に戻りますが,音楽としてではなく音響としてとらえているから,女声の歌が気になるし,不協和音を流しても気にしないのでしょう。

そう考えると,以前聞いていたモーツァルトが勉強に良いというのも眉唾になってきますね。流す音楽は私の趣味で決定しますが,勉強に良い音楽というのはあるんでしょうか。なんとなく,なんでも良いような気がしてきました。

ただ,個人的には日本語の歌詞の音楽はやめたほうが良いと思います。日本語を音として捉えて思考が引きずられないというのは,あまりないと思うのですが,いかがでしょう。

それではごきげんよう。

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