フォト

コミック

  • コミックダッシュ
    コミックダッシュ! yakumokazuha の所有コミック
無料ブログはココログ

« 好きな言葉、嫌いな言葉 | トップページ | 現代音楽を聴いてみる »

2017年1月11日 (水)

アメリカのオーケストラを調べてみて

ふと思い立ってアメリカのオーケストラを調べてみました。

まずWikipediaの,オーケストラの一覧で日本語記事のあるものをカウントしてみました。

35団体あります。実際にはかなり小さな都市にも公営のものがあるらしく150くらいあるのではという話です。

調べていて,昔発表されたビッグ5というランキングがありました。

1.クリーブランド管 
2.ニューヨーク・フィル 
3.フィラデルフィア管 
4.ボストン響 
5.シカゴ響

今でも知名度の高いオーケストラばかりですね。

その他にも知名度の高いオーケストラはたくさんあります。

アメリカのオーケストラは,非常に技術力の高い印象があります。移民国家でもあることから様々な人種のプレイヤーが入ってくるので,非常にグローバル化されており,それ故に楽譜の上でのルールのみが徹底しやすいのでしょう。

ヨーロッパは近年はだいぶグローバル化されてきましたが,それでもドイツのオーケストラでは,トロンボーンやトランペット,クラリネットといった一部の管楽器でドイツ式の楽器を頑なに使い続けるオーケストラもあります。

フランスの楽曲などは,20世紀になっても楽譜の発想記号の表記をフランス語から変えようとしなかったので,フランスのオーケストラには,楽譜に書いていない表現が楽団員
暗黙の了解のようにあったようです。

さて,アメリカの話に戻すと,You Tubeなどを見ていると,ゲームなどのオーケストラコンサートが意外に多く感じます。このあたりは映画音楽コンサートや,ファミリーコンサート的なものが,アメリカのオーケストラでは日常的な仕事としてあったからではないかと思います。

ボストン交響楽団が,オフシーズンにボストン・ポップス・オーケストラとして活動している話などは有名ですね。

そうそう,最初のビッグ5ですが,ほぼ軒並み東海岸または北部の五大湖付近の都市に集中しているように思います。

これらは,紡績業や鉱工業,自動車産業など第2次産業が最初に大きく発展した地域だったように思います。そう考えると地域住民の所得の増加が地域の文化的レベルを押し上げるともいえます。

今は,不況で打撃を受けた産業が大きい地域は,これらのオーケストラでも運営が厳しくなっているようです。

一方,コンピューター関係や宇宙関係が盛んになっている南部や西海岸では,オーケストラも活動が活発になっている印象があります。シリコンバレーに近いサンフランシスコ交響楽団などは,昔から地力はありましたが,最近勇躍している印象です。

食べるものに困る状態では音楽も何もあったものではないというのが本音でしょう。そう考えると,しっかりした文化レベルを持つためには,きちんとした収入が必要という身もふたもない結論になってしまいますね。

輪島でも,オーケストラ・アンサンブル金沢の公演の際,楽章の切れ目のたびに拍手が入っていて指揮者が辟易している様子が見て取れました。しかし,経済的余裕がない以上,クラシックのコンサートなんて足を運ばない人の方が圧倒的に多いと思います。「安かった」「タダだった」「知り合いが出ている」とかいう理由がないと,なかなか足を運ばないでしょう。音楽の授業での「音楽鑑賞」が小難しい印象を与えるのも,原因の一つかなと思うのですが。


でも,これからはそういった文化レベルをしっかり意識していかないといけないと思うのです。職人の技は極めると芸術の世界に入ります。絵なども技術的に優れたものはAIでもできるでしょうが,それが芸術的かどうかを判別するのは人間です。そうすると完全に整ったものが出されても,人間はどこか歪さがあるものを芸術的と判断するような気がします。

芸術的センスというのは経験値だと私は考えます。「観ること」「聴くこと」をもっと意識していくと世界が広がっていくはずだと私は思います。別にベートーヴェンやモーツアルトから始めなくても良いのです。私のように吹奏楽から,ラヴェル,ドビュッシーといったフランスものの管絃楽から入るもよし,シューベルトなどの定番ドイツ歌曲から入るもよし,ピアノや宗教曲,現代曲,きっかけはどこにだってあります。絵画や演劇でも同じですね。

上の太字の部分の漢字にも私なりに意味を込めています。これもまた,文化的なレベルの意識になりませんか。娯楽というのは,お金と知識が必要だと私は思います。どちらも意外と頑張れば,とんでもない量は手に入れられなくても,ある程度までは多くの人が手に入れられるものではないでしょうか。私のように物欲が大きいと,どちらも慢性的に不足しますが。

アメリカのオーケストラから随分話が飛んだように思います。まぁ,いつものことですが。頭の中の考えは自由ですからね。実行する際には根回しと,お金の算段が必要ですが。そういうのは後から考える方が良いと,私は考えているのですがどうでしょう。


それではごきげんよう。

« 好きな言葉、嫌いな言葉 | トップページ | 現代音楽を聴いてみる »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2303560/69209227

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカのオーケストラを調べてみて:

« 好きな言葉、嫌いな言葉 | トップページ | 現代音楽を聴いてみる »