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2017年1月10日 (火)

好きな言葉、嫌いな言葉

インターネットを徘徊していると色々と面白い言葉に出くわすことがあります。もちろん嫌な言葉にも出会うことも多いのですが。

その中で個人的に気に入っているのが、このやり取りです。


生徒「先生、こんなことやって将来何の役に立つんですか?」 

先生「こんなことも出来ない君達は将来何の役に立つんですか?」



この言葉でなんてひどいことを言う先生だと思う人もいるでしょうし、もしかしたら事実ではなく創作かもしれませんね。

ただ、私個人は、小学校、中学校、高校の勉強というのは、おそらく社会で最も成果の出しやすいものだと思っています。そこで成果を出せないのであれば、将来においてもたいした成果は出せないでしょう。

こういったことを言うと本質的な理解ができていないからダメだと言う人もいますが、表面的なことをなぞることもできない人間が本質を見ようとするかといえば、私はNoだと思います。

とにかく表面でも良いのでひと通りの知識をなぞるだけでも、ずいぶん違います。そして、その中で自発的に本質を見たくなるものが出てくるはずです。出てこないということは、言ってしまえば表面をなぞり切ってすらいないと言うことでしょう。

また、勉強が苦手なのであれば、それ以外の分野で努力をした方が良いでしょう。

スポーツが得意な子はそちらに力を入れれば良いですし、絵を描くのが得意な子はそこを徹底的にする方が良いでしょう。職人などは早くにその世界に入った方が腕が上がりますから、そちらに進むと言うのも選択肢としては全く問題ありません。

特に指先の作業というのは、なかなかAIに置き換えるのが難しいらしいので、そこで腕を伸ばすというのは立派な将来像です。

一方で私があまり好きではない言葉に、こんなものがあります。


「学校での勉強なんて意味ない。」


私自身は、この言葉を言う人が、学校の勉強を使いこなすだけの能力がなかっただけだろうと思います。

この言葉は、都合の良いように使われているような気がします。もっと言えば、勉強からの逃避のためだけに使われているのではないでしょうか。

こう言った人にはこの言葉を送りたいです。


「それってなんの役に立つの?」は、


「僕はそれについて何もわかりません」

「僕はそれについて理解する気がありません」
「僕は自分の理解できないことには価値はないと断定する主義の人間です」


という3つのことを同時に示すことのできる大変利便性の高い言葉です。



つまり、周りに向かって「私は学力、気力、能力がありません。」と全力で話しているのと同じことです。

そのほかに亡くなったライトノベル作家のTwitterの言葉ですが、これもすごく重要な言葉だと思います。


型に嵌まらないことを自慢するより、まずはとことん型に嵌まってみよう。それでも滲み出るもの。

それがあなたのほんとの個性。



私も身に覚えがありますが、ついつい人と違うことで自分の価値を高めようとしてしまうことってありませんか。しかし、本当はそれは個性的でもなんでもない、単に少し集団を移動しただけに過ぎません。人と違うと思っていることは、だいたいどこかで被っているものです。

しかし、徹底的にオーソドックスな型を極めていくと、自然にどこかが枠をはみ出ていくものです。もし出てこないのであれば、それはまだまだオーソドックスな型の枠の中で小さくなっているだけだと考えましょう。そういったはみ出た部分こそが個性になるのです。他人と違うことを個性だと勘違いしていると、ただの痛いやつです。(私も経験があります)

オーソドックスは一朝一夕では極まりません。1つ1つ課せられたものをクリアしていった先に見えてくるものです。正直に言えば、私が生きている間に何か1つでも極められたら良いのですが、なかなか難しいのではとも思っています。

普通というのはすごいことなのです。皆さんは本当に普通ですか?

それではごきげんよう。

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