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2017年2月 1日 (水)

褒めること,叱ることの難しさ

いつも思うことですが,人を褒めるというのは結構難しいものです。

特に学生は,ほんのちょっとしたことで気持ちが上がったり下がったりします。ですから,あまり否定するようなことは言うべきではないとは思っています。

しかし,自分の体験をふまえると,必ずしもそうは言い切れないのかも,とも思えるのです。

私はやればできると言われて育てられたクチです。実際,中学までは勉強ができたのも事実です。ですが,高校へ行ってから,坂道を転げ落ちるように成績が下がっていきました。大学も入学時の成績は比較的良かったらしいのですが,結局卒業はできていません。

これは自分に甘かったからだと,今なら分析できます。(今でも自分には甘い方だと思いますが。)

一つには褒められて挫折があまりなかったために,否定されることに対する非常に大きな恐怖があったのだと考えています。

自分の褒められた部分を否定されるのが怖く,やっていなかったのだからしょうがないと最初から言い訳を作っておくのですね。物事にあたる前に失敗したときのことを考える。リスクヘッジとしては,ある意味大事なことです。

しかし,学生の頃の失敗など,学生の間のうちに取り返すことも可能です。また,学生のうちは無理でも,生きていれば帳尻を合わせることなどいくらでもできると思います。もっともこれは私が明日食べるものも住むところもないという状態に陥ったことがないから言えることかもしれませんが。

ですが,死にかけて救急車に運ばれたり,交通事故でぎりぎり助かったり,病気になって薬だよりで小康状態を取り戻したことのある自分としては,本当に生きているだけで丸儲けという言葉は身にしみるのです。

一般的には結果に対してばかりで,途中経過の努力を認めてもらえなかった場合,勉強でもスポーツでも,ある程度優秀な人ほど,以前の結果より下がることを恐れて,常に一歩引いて物事にあたるようになる傾向があるそうです。

それから成功体験というのは,一歩間違うと麻薬のようにそこから抜け出せなくなりやすいものです。褒められてうまくいったことを変えたくないというのは,多くの人が陥りやすい罠です。その成功体験にこだわった結果,後々成功した以上のリスクを背負うハメになることもよくあります。

私は人間は失敗したときのことのほうが,強く印象に残っているのではと考えます。その失敗を忘れるのではなく,向き合わなければ,いつまでたっても良い方向に進めないでしょう。

一方で,叱るべきタイミングもあると思います。

例えば,他者を傷つけたとき。そして,周囲が勉強や仕事をしているのに,自分の気分を優先するとき。

基本的に,何かを「やらせない」ために,叱る方が効果的なのではと思います。何かを「やらせる」ために叱るのは,自分の体験から見ても効果が低いのではないでしょうか

勉強に関して言えば,点数が悪かったと怒る前に,学校からの課題を全部やったかどうかを確かめて,やった「量」に応じて褒めてあげるのは効果的ではないでしょうか。

全部やったのは言うに及ばず,最後までできなかったとしても,次に全部やるためにはどうしたらよいかを一緒に考えてあげるのです。

おそらくですが,こうやっていけば準備も徐々に早くなり,テスト前の詰め込みよりも効果的な勉強ができるようになっていきます。

「勉強しなさい!」よりも「宿題をやったほうが良いよ」の方が効果的になりそうな気がします。

ですが,授業などで先生や他の生徒のジャマをするのは叱るべきです。

最近の生徒は,非常に頭が良いというべきでしょうか,学校に普段いない保護者や外部の人が来ているとき「だけ」おとなしいそうです。このあたり保護者の方々は,学校の先生により協力してあげたほうが,家庭でのしつけもうまくいくのではないでしょうか。

こうして考えると自分でも決めきれない部分がまだまだあります。うっかり感情のまま「怒って」しまうのは,自分でも避けたいものです。

ただ,言われたこともやらずに,自分の喋りたいという欲求だけを塾で出している生徒を見ると,「怒り」たくなるのも事実です。(いるんですよ,意外と)

意識を,「叱る」ことに置いておかないといけませんね。まだ,褒めるよりは「叱る」タイミングのほうがわかりやすいですから。さらに褒めることも,研究しないといけませんね。

それではごきげんよう。

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