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2017年4月14日 (金)

音楽の落差

今日は久々に散髪して,すっきりしてきました。

その行き帰りですが音楽の方向性の違いに,後から自分で妙な気分になったのでそれについて書いてみます。

行くときはクラシック音楽ですが,伊福部昭の「交響譚詩」をだいぶ前に追加したまま放置していたので,それを聴きながら行きました。


譚詩という言葉は「バラード」という言葉の日本語置き換えになります。大辞林によると
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バラード【ballade】
① 普通、三つのスタンザから成り、各スタンザの最後の行と結句とは同一のリフレーンで終わる抒情詩。中世のフランスやイギリスの詩型。バラッド。譚詩たんし。
② 素朴な言葉で伝説・民話をうたう物語詩。バラッド。譚歌。
③ 物語詩的な内容や雰囲気をもつ歌曲または器楽曲。譚詩曲。
④ 〔ballad〕 ポピュラー音楽で、愛などをテーマとするテンポのゆっくりした歌。
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となっていますね。この場合は③が一番近いでしょうか。多くの方にとっては④の意味でとらえている言葉だと思います。

世界大百科事典では①がもう少し詳しく書いてありました。
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バラード【ballade[フランス]】
中世ラテン語のバラーレballare(踊る)に由来することが示すように,元来は南仏プロバンスに起源をもちロマンス語圏に広まった舞踏歌,すなわち輪舞の際に踊り手自身によって歌われたリフレインつきの有節歌謡をさした(プロバンス語ballada,イタリア語ballata)。これが吟遊詩人トルバドゥールによって芸術的に洗練され,14世紀に北フランスで厳格な形式をそなえた抒情詩の一形態となった。それは典型的には,8音綴詩句8行または10音綴詩句10行から成る同じ構造の3詩節(couplets)にその半分の行数の1反歌(envoi)がついたもので,各詩節および反歌の最終行は同一詩句のくりかえし(リフレイン)であり,各詩節の脚韻の踏み方は同一(8行では3種,10行では4種)で,反歌の脚韻は詩節後半のそれと同じである。
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他にもブリタニカ国際大百科事典では
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フランス詩の詩型。3つの詩節と結句 envoiから成り,各節と結句の最終行が同一 (繰返し句 refrain) となるもの。 14世紀のギヨーム・ド・マショーを先駆に,15~16世紀に栄え,A.シャルチエ,シャルル・ドルレアン,F.ビヨン,J.モリネらが傑作を残した。ビヨンの作品中で最もよく知られているものは,「さあれ,去年 (こぞ) の雪はいまいずこ」の繰返し句をもつバラードである。
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ドイツの詩の形式。「譚詩」と訳される。短い,叙事的あるいは抒情的な詩をいい,圧縮された詩のなかに劇的で効果的な筋書を含んでいる。それはときに恐怖に満ちた暗い内容をもっているが,民謡風に仕立てられるのが常である。ロマンチックな内容で,ときには「ロマンツェ」と呼ばれるが,その境界は明確でない。バラードは中世末期から 16世紀にかけての民謡に多くみられ,18世紀のヘルダーによる収集を経て,実作も試みられた。近代バラードはビュルガー,ゲーテ,シラーによって完成され,19世紀のウィーラント,ドロステ=ヒュルスホフ,C.F.マイアー,フォンターネ,リリエンクローンに受継がれた。
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楽曲の名称。古くは単声の舞踏歌のことを意味していたが,14世紀にはリフレインをもつ定形詩とそれに基づく楽曲形式を意味するようになり,多声部の作品も作られた。他方イギリスでは,語り物的な内容をもつ歌曲がバラッドと呼ばれ,これが 19世紀のドイツに受継がれてシューベルトや J.レーベのバラードになった。ロマン派のバラードは,中世の物語や伝説を題材とするものが多い。ショパンやブラームスはピアノ曲にバラードの名をつけたが,それらの曲では劇的な部分と抒情的な部分の起伏に富んだ交替が特徴である。
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と地域と種類別に三つもありました。

ちょっと調べてみただけで,ずいぶん出てきます。そして自分がイメージしていた言葉とずいぶん違うものですね。上にも書いたように,多くの人はポピュラーソングの「バラード」の意味でしかとらえていない言葉だと思います。私もそのイメージだけでしたが,クラシックでの「バラード」という言葉と曲のイメージとのズレに気になって調べてみたら驚いたものです。

伊福部昭の「交響譚詩」も,前半の第1譚詩のリズミックかつテンポの速い部分はイメージと違うかもしれませんね。

そうかと思うと帰りはオタク全開でアイドルマスターの曲を聴いていました。先日買ったこちらです。

こちらも少し面白い趣向を凝らしていて,プロデューサー(ファン)のコールをライブで実際に録音し,ミックスするという手法をとっています。

そのために練習用の動画もありました。

単純なライブ録音ではないのが面白いですね。

こういったコールや裏の掛け合いというのは,通常は少数の声をいくつか録って重ねることで雰囲気を出しているのですが,すごい人数でやっているのでなんだか厚みが違います。

ちなみに現地は恐ろしいくらいそろっていたらしく,修正もほとんどいらなかったとか。

こういったある意味反対側の極みのような音楽の感覚が,同時に自分の中に存在しているのは,やはり自分でも不思議なものです。

もっともジャンルは私とは違うかもしれませんが,今は複数の音楽ジャンルを受け取れるのは珍しくありませんから,音楽ライブラリの違いというのは多様化していそうです。

さて明日は何を聴きますかね。

それではごきげんよう。

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