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2017年7月14日 (金)

勉強についてつれづれ

いつも思っていることなのですが,いわゆる学校の勉強はある意味もっとも努力に対する成果が見えやすく,かつその成果が努力の量に比例する割合がとても高いものだと思います。

人間の能力というのは不思議なもので,たとえ生まれつきとてつもない資質を持っていたとしても,それを活かすためのトレーニングをしなければ,成果が出ないものです。

この意見に関してスポーツや芸術などでは同意を得ることも多いのですが,なぜかこと学校の勉強になると否定的な意見が見られるような気がします。つまり,「成績のいいやつは最初から頭がいいんだ」といった意見ですね。

ですが私自身は,スポーツや芸術の方が生まれ持った遺伝的資質の影響する割合が高いと思っているのです。

もちろんスポーツや芸術に関しても,最終的には後天的なトレーニングの方がものを言うのですが,少なくとも私は自分自身の体験として遺伝的資質の影響を強く感じたことがあります。

私の場合は,声がそうです。

成長の途中でいろいろと変わる可能性はありますが,骨格や肉体に関してはどういったかたちになるかというのは,ある程度遺伝的に予測されるでしょう。それで言えば少なくとも私はクラシックの歌声的には「良い声」だったのです。

一方,勉強に関しては中学までは成績は良かったものの,高校に行って精神的に逃げた結果,得意科目以外は壊滅的になりました。

今考えれば,中学までの成績の良さも別に生まれつきの力ではありません。ある意味「才能」があったとするなら,中学までは勉強で知識が増えることそのものが楽しかったというのが一番大きいでしょう。

私自身の勉強量は今の中学生よりも絶対に量は少なかったと思います。違うのは毎日普通に宿題以外にも予習と復習を「自分で」やっていたこと。数学は教科書を見て自分で先へ進みましたし,英語も厚めの辞書で自分で調べながら読んでいました。国語の教科書に至っては,年の最初に手に入れたら一月たたないうちに最後まで文章を読み終えていました。

これらが普通に楽しかったのですね。

しかし今はこういったやり方では難しいのかもしれません。実際テキストやプリントを見ていると,量や難易度が易しすぎたり厳しすぎたりとバランスに苦労しているように感じます。また,生徒たちも私の時代よりも誘惑が多いので,相対的に勉強に割く時間がたりなくなるのでしょうか。

ただまあ誘惑が多いならそれをちゃんと管理しないといけないですね。私もいろいろ流されやすいので大きなことは言えませんが,勉強中に他のことができるほどみんな器用ではないと思うのです。このあたりは自分への反省も込めてまた生徒たちにしっかりと伝えていきたいところです。

また,もう一つ伝えておきたいこととしては,勉強は中学くらいまでは「学校の授業を聞いていれば」やらなくてもなんとかなります。ただし「学校の授業を聞いていれば」です。学校の授業を聞かずに成績が良いヒトは,大なり小なり自分で学習しているものです。

それらは生まれつきの差では全くありません。努力できることも生まれつきのものだというならば全てのことは,遺伝子で全て決められていることになってしまいます。最近はそういった学説も出ているようですが,その場合あまりにもそこから外れた結果も多すぎるので統計的におかしいのではと私は思います。

ですから,特に勉強に関しては後天的な努力の蓄積が大きいと私は考えています。

そして,その蓄積は多くに人が思っている以上に大きな差となって10年後くらいに現れます。

それは,別に大学に受かるとか,良い就職先があるとか,またはプロ選手になったり世界的なアーティストになったりとか,そういう意味ではありません。

そういった世に出てからの自分の立脚点とそこからの広がり方に差が出るのだと思います。

小学校,中学校での勉強の蓄積はいろいろな豊かさを,私のような小さい人間にさえもたらしてくれました。これを考えると高校時代の勉強からの逃避が悔やまれます。

なかなか生徒たちには伝わりにくいものだと思います。ですが,勉強「すら」できない人間が他の分野で成果を出すなら,勉強だけでなく様々なものを捨て去る必要があると思います。

勉強をしておくと実はいろいろなことが「できる」のです。結果としていろいろ捨て去ってきたよりも多くの成果がだせるのではないでしょうか。

うーん,だらりと書いてしまいましたが,改めて言うならば「一番簡単なのは勉強です」ということと「生まれつきの差が一番少ないのも勉強です」ということでしょうか。二言で終わってしまいましたね。

というわけで国語のテストの長文は,こんなふうに最後の方でだいたい言いたいことがわかりますよ,としめておきましょう。

それではごきげんよう。

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