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教育

2018年1月18日 (木)

暗記のコツはあるか

理科や社会って暗記科目とよく言われますが,中高生の中にはかなり力業で暗記をしているため,覚えにくいという人もいるような気がします。

理科の記述の場合は,ほとんどの場合理由,つまり「なぜ?」を聞いてくるものばかりです。それなら,「なぜ?」を調べると理科の場合は結構出てくるものなんですね。

例えば,今日質問されたのは蒸留と分留の違いです。

もちろん私個人は理系ではないので,Wikipediaと首っ引きでやってみました。

一応,石油などでおこなわれるような,ほぼ完全に精製できるような蒸留を分留と呼ぶと考えたのですが,共沸現象がどうにも理解できません。

ただ,中学生の実際の蒸留の実験では定番の水とエタノールでは,完全に分かれるわけではないのを経験しているので,そのあたりでどうにか納得してもらいました。

中にはわからないのなら手を出さない方が良いという考え方もあるでしょう。ただ,私個人としては,できる範囲で一緒に考えたり調べたりはしてあげられればと思うのです。その結果,より謎が深まったとしても,1つの結論にたどり着けることもまた重要なのではないでしょうか。

もちろん,日々のやるべきことは優先してやってもらいますが,ときにはこうした疑問に突っ込んでみるのも,理科や社会の醍醐味だと思います。

今回のセンター試験で話題になったムーミンとの問題も,別にムーミン自体の知識はなくてもできますよね。

ノルウェーとスウェーデンが同じスカンジナビア半島にあるのに対して,フィンランドはバルト海を挟んでいます。そうすると,スウェーデンと非常によく似た単語が並んでいるものの方が,ノルウェーだと判断できるのではないでしょうか。

そのうえでヴァイキングが船を操るということから,外洋に面したノルウェーがヴァイキングの元ネタだと判断できるはずです。またはバルト海は氷結することが多いという知識があれば,船を使いにくいのでヴァイキングは関係が薄くなるのではと考えられるのではないでしょうか。

私自身はムーミンもビッケも知っていたのですが,言語の方は全く知識にありません。それでも,これくらいは予測できるのですから,別に習っていないとか関係ないと思います。

もっともヴァイキングが船を操るということ自体を知らないとできないかもしれません。こじつければビッケの画像に船が背景にあることから予測できる人もいるかもしれませんが。

それにこれ一問ができないからといって他ができないわけでもないでしょう。それで崩れるのであれば,メンタル面での準備が足りなかっただけのことです。

ただまぁ私個人はセンターには一発逆転的な要素が見えるのが,ちょっと苦手なのですが。

なんとなくですが,コツコツやったから報われるとは限らないのがセンター試験のような印象があるんですよねぇ。たぶん実際にはそんなはずはないんですが。なぜ,そんな印象を持つのか,ちょっと謎ですね。

いずれにしても関連付けを暗記に上手く使えるようにしていきたいものです。そういったヒントを与えるのも私の仕事の1つかなと思います。

それではごきげんよう。

2018年1月14日 (日)

センター国語と英語解いてみました。

センター試験悲喜こもごもですね。

とりあえず今年も解いてみました。

国語は解くのに約55分。

現古漢ですと,184/200
現古では,134/150
現文のみでは,94/100

でした。

なかなかよくできました。

悔しいのが,漢字を1つ間違えたこと。これだけは,個人的にかなりやらかしたと思いましたね。しかも冷静に見直せば,絶対に間違えるはずがない問題です。

評論は,デザインについての話なので,久々に芸術論といって良いかもしれません。芸術論が文章になると,読みにくい傾向が大きいので,少し大変だったのではないでしょうか。

小説は特に難しい印象はありませんでした。

古典は少々面食らったかもしれません。通常多い平安時代ではなく,江戸時代の本居宣長の文章だったこと。そして,和歌がなく和歌に対しての考察という点もわかりにくかったのではないでしょうか。

漢文は私は文法を覚えていないので,内容と選択肢から類推してなんとかできました。

小説と漢文で満点を取れたので,なんとか面目を保てた気がします。

一方英語はちょっと中断があったので,あくまで参考程度ですが,時間は約72分。かなりギリギリですね。

点数は166/200でした。

どうも私は大問3が弱いですねぇ。そのかわり,大問2が奇跡的によくできました。

今回,大問5が少しだけ変わったのですが,内容がわかりにくく非常に時間がかかってしまいました。

個人的には簡単になったかなと言う印象です。

あとで,日本史と世界史だけ解いておきますかね。みんなはどんな感じだったでしょう?

それではごきげんよう。

2017年12月10日 (日)

教材の選択肢

昨日,ちょっと事情があって石川県以外の公立高校の過去問が見ることができるサイトがないかなと探していたのですが,全てではありませんがここ2,3年のものであればそこそこ見ることができるWebサイトがありました。

リセマムというWebサイトです。

リセマム

東進の大学入試問題過去問データベースみたいに,PDFで見ることができると印刷しやすかったのですが,ほぼ画像でしたね。ちょっと面倒です。

また,イードというサービスの会員登録が必要なので,ちょっとハードルが高いかもしれません。

まぁ,このあたりは旺文社の全国高校入試問題正解シリーズのようにがっちりと書籍がありますから,なかなか広まらないでしょうねぇ。

他にもManaviなどローカルデータに保存したものから選択したものを,自動的に作成してくれるものもあります。こちらはさすがに便利な分ちょっと高価ですね。


それに比べると,データ量はさすがに劣りますし,英語や国語のリスニングがないのは少し厳しいものはあります。

都道府県別公立高校入試(問題・正答)

掲載期間も限られている可能性がありますね。そもそも解説が一切ないですから,大変ではあります。それでも,組み合わせでいろいろと使えるのではないでしょうか。

全国高校入試問題正解シリーズは,一冊の本にまとまっているので,閲覧がしやすいのが大きいです。「去年のこれによく似た問題はないかな?」とか探すときに非常に楽ですね。また,ある程度解説がついているので,勉強もしやすいでしょう。ただ,限界までスペースを詰め込んでいるので,問題を解く際にノートは必須です。

一方,リセマムのものはほぼ元の形を踏襲しているので,ある程度記入スペースがあります。画像なので印刷が大変ですが,iPadなどで作業をするための元データとして使うのもありかもしれませんね。

そのうえでManaviがあれば,用途に応じて全国の過去問を組み合わせて問題を作ることができます。

理想はそうなりますが,なかなか高価なものが多いので,単純にあれもこれもとはいかないのが難しいところです。

ちなみにもうちょっとシンプルな計算問題ですと,有名どころの出木杉くんが中学版も始めていますね。

小学生のための無料ドリル出木杉君

中学版がこちら。

数学クラブ

これらを使うときに気をつけなければいけないのが,毎回ランダムになると言うことですね。うっかり印刷した後に消してしまうと,同じ問題になるとは限らないので必ず原本になるものを一つか確保しておかないといけません。

また,小学生の計算プリントを作ったときなど,条件を狭くしすぎたら問題が結構かぶってしまいました。使うためには試行錯誤が必要です。

それでも便利なものやWebサイトは探せば結構出てくるものですね。選択肢が多いとどれを使ったら良いのか考えるのが大変です。自分が良いと思ったものが生徒に向いているとは限りませんからね。

それでもいろいろと試しておきたいですね。良さそうなものはまた塾長にもお勧めしていこうかと思います。

それではごきげんよう。

2017年10月 1日 (日)

第3回石川県総合模試

今日は第3回の石川県総合模試でした。

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たまたまシフトが休みだったのですが,模試当日に勤務がないのはなんだか久々ですねぇ。

個人的には,この第3回は結構ポイントとなることが多い回ではないかと感じています。

理由の一つは,3年生の内容が本格的に入ってくるからですね。特に理科社会はここまでほぼ1,2年の内容だけで来ていましたが,3年の一学期の内容が入ってくることで,いよいよ受験のための準備という感じが出てくるのではないでしょうか。

また,ここ数年の印象として数学が3回目に大きく平均点が下がっている傾向がありました。3回目は少し目先を変えたタイプの問題が出てきていたような気がします。今回はどうだったのでしょうね。

これまで模試のたびに何度か書いてきていることですが,やはりしつこく繰り返して書きます。

模試が終了すると,解答がもらえます。これを見て必ず「自己採点」をすることをお勧めします。

生徒たちは,記述の答えを覚えていないとかいいますが,それでもです。

これは採点者の目線になること,そして自分の採点基準と採点者の基準にどのようなズレがあるかを確認するという意味でとても重要です。

そのうえで,同じ問題をもう一度解き直すのです。

よく「同じ問題をといて何の意味があるの?」という人がいますが,同じ問題をやり直してもやっぱり間違える人はいるのです。しかも,それは成績の良い悪いは関係ありません。場合によっては,本番で正解した問題を間違える人すらいます。

直後の月曜日とかよりも,だいたい3日後くらいが一番良い印象です。適度に内容を忘れていますので。そのあたりも踏まえて,解き直しをしましょう。

解答解説を見てもわからない問題については,エキゼミでもフォローしていく予定です。塾生は必ず自己採点をしておいて欲しいですね。明日はその確認から開始です。

それではごきげんよう。

2017年9月27日 (水)

鵬学園高校説明会

今日は鵬学園の説明会に行ってきました。



能登地区で部活の強い学校として、しっかりと地位を築き上げた印象です。

これからは、それだけでなく進学にも、強い意欲を持っていくようです。

例えばですが、推薦を無理に狙わず、一般受験で戦っていく意識を生徒たちに持たせていく方針のようです。

これは別に推薦を否定しているわけではないように感じます。

推薦にこだわらず、しっかりと基礎力を身につけることで、より幅広い選択肢を見据えていこうということでしょう。

実際、推薦で重要な小論文のトレーニングを全生徒に課しているそうです。

これは、しっかりとしたカリキュラムを組んでいるところからノウハウを入手し、鵬にあった形に最適化しているようです。

まずは新聞記事などを書きうつすレベル1から、その要約のレベル2。そしてテンプレートから少しずつ自分の意見へとシフトしていく、小論文クライミングという形を整えています。

なお、平均点からの換算になりますので、一概にはいえないのですが、合格最低点の引き上げも行われています。公立行けなくても、鵬だったら行けるなどと甘く見ていると足元をすくわれかねません。

また、部活でも勉強でも強い意思を持った生徒を求めているようです。

無料のスクールバスも充実しており、場合によっては交通費を計算すると、公立よりもコストパフォーマンスが良いかもしれませんよ。

私個人としては、少しずつ結果を出して来ている吹奏楽部にも注目しています。

人数が少なく、編成の問題から限られた選曲しかできないなかで、頑張っているので、応援したいですね。

もう一つの目玉、調理科に関しては、ある意味スタイルがしっかり固まっているので、大きな変化は感じ取れません。しかし、県内唯一という貴重さはまだまだ揺るぎませんね。

部活と学業の両立を狙って選択肢に入れる価値のある学校です。いかがですか。

それではごきげんよう。

2017年9月22日 (金)

宿題の量

七尾高校が課題の量を少し減らす方向に舵を切ったそうです。

課題に振り回されて本来の勉強が厳しくなってきていたので,良い考えだと私は思います。

正直にいえば,宿題は必要ではあると思うのですが,どうにもバランスが悪いと感じる出し方をよく見かけます。

それこそ量が多いために,夜遅くまでやるのですが,結局理解がきちんとできておらず,とにかく終わらせただけ,という形になりやすいようです。

また,出される宿題もひたすら書くだけとかになりがちな,単調なものが目立ちます。

もちろん,そうではない良い宿題もたくさんあるのですが,どうしてもマイナスイメージのつきやすいものが目についてしまいますね。

最近思うのは,特に高校ではある程度良い解説のついたテキストを各自に進めさせ,キリの良いところで小テストを配置していった方が,結果的には進度と理解が速くなるような気がしています。

中学でも,小テストをもっと効果的に使っていった方が良さそうですね。採点も生徒同士に交換させてやってしまえば,先生の負担も減るのではないでしょうか。

単語や漢字はそちらにふって,記述や証明といった,採点基準の難しいものだけ先生が採点し添削していくのが良いのかもしれません。

ある意味塾の添削的な感じですね。

個人的には数学,理科,社会に関しては授業よりも,そういった添削や小テストの方が効果的なように感じます。

英語と国語は,長い文章を読んでかみ砕いていくことに授業が必要な気がします。また,その前段階として文法を習得する必要がありますが。そこは自力でできるように思います。

英語は音読の部分は,実は個別だと大変ですから意外と授業形式でみんなで読む方が効果的なのかなとも思いますね。

同様に国語の音読というのは,実はとても重要です。言語の習得に五感全てを使う方が効果的だと思うからです。

ただ,英文法は比較的自力でもなんとかできるのですが,日本語の現代文法はどうもうまくないような気がします。それもあって,今の国語では現代文法をきちんとやることにしています。

宿題もいろいろ思うところはありますが,なんとか上手く利用していきたいところですね。

それではごきげんよう。

2017年9月15日 (金)

北陸学院高校・中学説明会

今日は北陸学院の説明会でした。

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毎回,非常に興味深い内容を教えていただけます。

いつもは進学実績やそのための取り組みについてお話ししてもらえるのですが,今回はさらに北陸学院大学との接続もアピールしてきましたね。

もともと指定校推薦による他の私立大学への進学を強みにしていました。そこにさらに上乗せしていこうということのようです。学費の免除やスカラシップなど様々な特典を打ち出しています。

情報としては,先日金沢高校でも聞いた,私立大学の入学定員の厳格化による影響ですね。これにより,推薦入試やAO入試が,私立ではより重要度を増してきそうな気がします。その上で,早慶上智,MARCH,関関同立などの知名度の高い学校の人気はあまり変わらないようです。特に一般入試は,なめてかかっていると思わぬところで足をすくわれるかもしれません。

特別進学コースは,当初1クラスだったものが現在は3クラス体制とかなり,底上げがされてきているようです。現在はトップの1クラスを特進コースA,残りを特進コースBとして便宜上分けているようですが,そのうち一体化していくでしょうね。

特進コースAは泉丘から錦丘くらいまでの生徒を狙っているようです。特進コースBは野々市明倫くらいまでをターゲットにしたいようですね。公立の併願は今の1年は二水高校が多いようです。

今年の入学者は300名を越えたそうです。合格者のうち半数以上が入学しているとのことで,なんとも私の世代から見ると隔世の感があります。それくらい私たちの世代には存在感の薄い学校だったんですよ。今では私立の中だけでなく,公立にも迫る勢いですね。

しかも約4分の1は推薦入学ということで,最初から北陸学院高校を狙って入ってくる層がかなり増えたということですね。

この推薦入試も評点だけでなく,面接を非常に重視しているそうです。これは大学進学時の推薦入試をにらんでのことでしょうね。

なお成績優秀者には3年間の授業料が免除となる制度もあります。

なお,中学校の方は高校に比べてまだ動きは少ないようですが,変化も始まっています。中学の受験はどうしても,国公立の方に目が行きがちですが,数少ない私立の影響が大きくなれば,より面白くなるでしょう。

私個人は今年の私立の説明会は,ここで一段落ですね。他にもあるのですが,あと予定に入っているのは鵬学園くらいです。さすがにこれだけ連続で金沢へ行くとちょっと大変です。でも,いろいろな情報が得られますし,個人的な面識がなくても,プレゼンを見ていると各学校の先生方の指向が感じられて面白いです。

さすがにちょっと疲れが溜まってきているようです。次の休日にゆっくりするとしますか。そこまであとちょっと頑張ります。

それではごきげんよう。

星稜中学・高校説明会

今日は星稜中学・高校の説明会に行ってきました。

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高校については大きな変更はありませんが,やはりトップ人事の交代があったためでしょうか。プレゼンのスタイルが少し変わってきています。

通常であればパワーポイントの縮小印刷がハンドアウトとして配られるのですが,その資料はなく文字資料が整理されてものが配られました。

そのためでしょうか,パワーポイントに集中して話を聞くことができました,

国公立,難関私立を目指すAコースとスポーツコースであるPコースは,一番多いBコースとの併願になります。少し複雑なのは一般入試の専願ではプラス20点されるのですが,AコースまたはBコースからスライドして合否判定する場合は,専願扱いではなくなります。

AコースorPコース専願(プラス20点)

判定→合格→AコースorPコースで入学

不合格→Bコース→判定(プラス20点はなし)→合格or不合格

こんな感じですかね。

また,合格発表後に「やっぱりAコースじゃなくてBコースで入りたい」というのは今年から認められなくなったようです。少なくとも初年度は合格したコースで入学することになります。

併願は泉丘や二水,桜丘,小松などが多いそうです。選択の基準になりそうですね。模試で参考にできるでしょう。

また,今年はBコース内のさらにトップセカンドとレギュラーの大学合格実績を,それぞれ分けて教えていただきました。

さて,高校以上に面白いのが中学校の方です。

昨年より中高一貫校へと舵を切ったため,今年度の一年生は様々な変化があるそうです。

先取りは大都市圏の学校と同じですが,中高一貫で先取りを大きくアピールしているシステムは意外に県内ではありません。そもそも中学受験の選択がほとんどありませんからね。

ここに反応するかどうかが,星稜中学を選択する最大のポイントでしょう。

また,課題探求型のサイエンスプログラム。将来について具体的に考えるキャリアプログラム。高大接続改革で大きな位置を占めている英語を重視したグローバルプログラム。どれも,まだ始まったばかりですが,先生方を複数人投入し手厚く指導をおこなっているそうです。

また,一人一台タブレットを貸与。ロイロノートというアプリを利用して,なかなか面白いことをしていますね。

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志望者が約1.2倍になったにもかかわらず,不合格者は約3倍と厳しい振り分けもされているようです。

強い部活もあるので,そこを狙って入りたい生徒もいると思うのですが,実は赤点を取ると部活ができないというシステムもあります。勉強にも頑張らないと部活でレギュラーもとれないので要注意です。

「石川県の受験地図を塗り替える」

並々ならぬ決意をもって邁進する星稜中学・高校は要注目ですよ。

それではごきげんよう。

2017年9月12日 (火)

日本航空石川説明会

今日は日本航空石川高等学校・大学校の説明会に行ってきました。

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例年,非常に面白いプレゼンをしてくださるのですが,今年は校長先生が変わったこともあり,少し雰囲気を変えてきました。

4つの教育方針。

国際教育,自由と規律,長所伸展,共感共創を,はっきりと打ち出してきました。

国際教育に関しては,CAになるためのコースや留学生の受け入れに見られるように,もともと形が見えていましたが,よりはっきりとした印象を出してきました。

留学生と一緒に勉強することで英検1級に合格した話などはニュースにもなっていましたね。

同時に,多様な人間の集まりである学校の中で,寮生活や年齢の離れた高校生と大学校生が一緒に過ごすことで,混乱を起こさないために,しっかりとした規律を身につけるように指導も徹底されています。そしてしっかりした規律があるからこそ,自由に自分の将来を決めることができるという要素が感じられます。

また,大学校では内定報告会があるそうですが,そこには高校生も自由に参加できるそうです。

こう言った環境のためでしょうか,約60%の高校生が航空大学校へ進学するそうです。

全体的な印象として,高専一貫教育をより強く打ち出してきたようにも思います。

もともと航空大学校は就職率100%を強くアピールしていましたが,それだけでなく通常の4年制大学とは違う強みをより強調しています。

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もともと,CAをめざす航空ビジネス科を大きな売りとしていたように感じていました。こちらが非常に良い結果を継続して出しているため,より拡充していくようなのですが,今回はさらに4年制の航空工学科をかなり強調していました。

実際,航空ビジネス科は普通に4年制大学へ進んだ場合,ダブルスクールで莫大な投資が必要になることが多いCAに2年ないし3年でなることができるというのは大きな魅力でしょう。

それだけでなく航空工学科では,他の4年制大学でもなかなか置いていないようなCATIAという3DCADのシステムをかなりの数そろえています。これがあるから日本航空石川に来たという生徒さんもいるくらいですね。

それこそ卒業生が東大卒の生徒と肩を並べて仕事をしているところもあるそうです。

また,次年度以降に新設される海洋コースとドローンコースもなかなか興味深いです。

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海洋コースでは,今まで日本でこういった資格を学ぶところがなかったからこそ設立したというのが,すごいところです。潜水士の仕事というと,私たちはついレジャーのものをイメージしがちですが,多様なものがあるそうです。すでに,いくつかの企業からアプローチが来ているそうです。

また,ドローンコースはいまだ確定的な利用方法が見えないドローンの利用方法を研究することで,先駆者として利益を得ていくことを考えているようです。

この二つは,大学校のコースなので一見高校とは関係ないように思います。ですが,海洋コースは高校に潜水部という部活がすでにあり,資格や経験に先行利益が得られます。同様にドローンコースも,すでに高校に選択授業としてドローンを扱う授業があるそうで,高校時代からすでに始まっているんですね。

国際的な環境の中,規律を育みながらも,高校時代は部活などにうちこめる自由な環境があります。そして,各自の長所をしっかり伸ばし,多様な生徒が集まる中で仲間意識を育んでいく。

そういった環境があるからこそ,大学校に進学し,そこで専門的なものを学び,しっかりと就職先を見据える。

好循環を生み出しているようです。

実は,私の印象は金大附属とよく似ているのです。

どちらも,先のことを意識した教育,環境です。それが進学なのか就職なのかという違いでしかないように思えます。

ですから,なんとなく普通科へ行って,なんとなく大学へ行くのなら,こちらの選択肢もありではないでしょうか。

将来なりたいもののビジョンが少しでも重なるのならお勧めです。

より詳しいことは,直接塾にお問い合わせください。

それではごきげんよう。

2017年9月11日 (月)

金沢高校説明会

今日は午前中に金沢高校の説明会に行ってきました。

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トップ人事が交代したためでしょうか。情報の開示などが,以前よりもオープンになっていた印象があります。

昨年度から制服のリニューアルなど,90周年を迎えるに当たって変革を進めています。

来年度には校舎の改築にも着工するそうです。

クラス数は各学年11~12,全体で1200人弱の生徒が所属しているそうです。

難関国立を目指すSコース。
国公立及び有名私立を目指す特進コース。
一般的な進学や就職を志す,進学コース。
部活動中心のスポーツコース。

以上の4コースから成り立っています。

スライド合格制を取っており,Sコースの不合格者は,成績によって特進コースか進学コースにスライド合格します。また,特進コースでも同様に進学コースにスライド合格できます。

昨年度の最終的な不合格者は7名とのことで,ほぼ不合格になることはないようです。

なお,併願者は金沢西高校がもっとも多いそうなので,模試などでのレベルを計る場合は参考になるのではないでしょうか。

ちなみに各コースの合格の目安はこうなるそうです。

Sコース 350点
特進コース 320点
進学コース 220点
スポーツコース 220点

重要なのはスポーツコースの基準です。昨年までは240点でしたが,20点引き下げたそうです。

また,昨年まではスポーツコースの指定部活に相撲部がありましたが,今年度からは指定ではなくなったそうです。野球部は指定部活なので,金沢高校で野球部に入部するためにはスポーツコースに入学する必要があります。それ以外は,スポーツコースでなくても良くなったということですね。

生徒の進路は,大学,専門問わずほとんどが進学だそうで,就職は5%くらい。

現在,北陸大学との提携をすすめており,アクティブ・ラーニングについて,先生方が研究を進めるとともに,大学との合同プログラムも展開しているそうです。

ICT対応も進めており,現在1年生のSコースにはiPadが配られているそうです。さらに言えばキーボードへの習熟も考慮し,来年度以降はキーボード付きのものを配布することも検討しているそうです。

大学進学ですが,Sコースは関東の大学に目を向けることが多く,特進コースは関西の大学を目指すことが多いそうです。また,京都の大学が人気があるそうで,京都エリアの大学を目指す割合が高いとのこと。これは,京都まで行くと,大学の種類や学部の選択がほぼすべてできてしまうということもあるようです。

少し気になる話としては,文部科学省からの指導が入っているためか,一部の私立大学では合格者数を絞ってきているそうです。具体的には法政大学や立命館大学です。

このあたり,少し前まで定員よりも合格者数をかなり多く取っていたので,安パイなイメージがありましたが,注意が必要ですね。

もともと生徒指導に定評があり,今回の校長先生の冒頭挨拶でもそこに強い自負をもっておられました。

長い歴史の中で,良くも悪くも安定していた印象ですが,昨今の高大接続改革などの影響もあり,変化を始めているようです。

興味があればお問い合わせください。資料とあわせてより詳細にお話ししますよ。

それではごきげんよう。

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