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教育

2018年5月15日 (火)

テストの点数つれづれ

テストの結果の点数というのは気になるものですよね。でも最近私は一回ごとの上がった下がったに一喜一憂するのは,かえって精神的に良くないかもとも感じています。

もちろん点数は自分が勉強したことをきちんと確認できた証です。

ですが点数「だけ」を見ていると,たとえ100点でも後々厳しくなっていくと思います。

学校の定期テストに関しては,きちんと範囲が指定されています。特に能登北部の中学校では,ワークなどの副教材がそのまま出てくる傾向があります。

受験に備えるのであれば少し良くないかもしれませんが,今学んでいる内容がきちんと理解できているかを確かめるためにはどうしても必要なのでしょう。

そうすると点数が取れないのは,それらの教材をただ表面的にこなしただけ,またはきちんとやっていなかったということが如実に表れているということです。

せっかくたくさんある教材をテスト直前まで使わないのはあまりにももったいないです。宿題以外にもどんどん進めていって,逆にテスト直前は確認だけですむようにしていくよう指導しています。

ただ,学校によってはこれを嫌う先生もいるんですね。以前聞いた中で私が良くないと思ったのが,やってきたものを「消せ」という先生がいたことです。

いくら何でもそれはないんじゃないかと思います。

多くの先生は自分でやってくれるならどんどんやってくれというスタンスですから,そういった先生の方がこちらとしてもサポートのしがいがありますね。

こうやって定期などに備えてしっかり準備することができれば,結果的に点数はついてくるでしょう。点数をとるためではなく,普段の学習をきちんとすることが点数につながるのです。

そして,テストは終わった後が大事です。

点数が取れたなら,きちんと準備の何が結果につながったのか考えてみましょう。そしてそれを次も実践したら,高得点が維持できるはずです。

また間違えたところは確実に復習しましょう。学校で先生の説明を聞いただけで解った気になっていたらダメですよ。同じ問題を必ずやり直しましょう。そのうえで類似の問題に挑戦したら次からは間違いをしなくなります。

そして間違えた理由もしっかり考えましょう。特に「うっかりミス」だと思っている人ほど気をつけなくてはいけません。

なぜなら「うっかりミス」というのは,一番修正しにくいからです。

うっかりだから次は大丈夫だろうと思っていませんか。理由がはっきりした間違いは次から気をつけたら直ります。しかし,うっかりだと思っている以上理由もそれ以上考えませんし,対策もとりません。結果として間違いを放置したのと同じです。

このように点数が上がった下がったではなく,テストの内容を吟味しましょう。

点数が上がったならば褒めてあげれば良いですが,点数が下がったときは怒っても効果は薄いでしょう。それよりもこうやって後につなげることを考えると,テストに対する備えが徐々に心に積み上がっていくのではないでしょうか。

何度も言います。点数の上がった下がったよりもテストの内容を見ましょう。それが最終的には点数そのものにつながっていきますよ。

それではごきげんよう。

2018年4月27日 (金)

英語の検定つれづれ

もうすぐ英検の第1回の申込締切ですね。

今回は6月1日(金)が学校などの準会場,6月2日(土)が各地の準会場,6月3日(日)が本会場と準会場となります。

エキゼミは準会場として登録されていますので,ぜひ塾外部の方もご利用いただきたいところです。

3月末に発表された,「大学入試英語成績提供システム」の参加要件確認結果について 従来型,つまり今受けている英検そのものは大学入試には使えないということになりましたが,きちんと対応したものが用意されており,その他の検定と同様利用可能です。

大学入試英語成績提供システム、従来の英検は不採用…8種類に決定

これらの検定は高校3年生進級後のスコアしか利用できないとのことなので,高校2年生の内に必要なスコアを満たしてしまうというやり方ができないのがちょっと難点ですね。

英検の場合は準1級,CEFRで言えばB2を要求されるところが多いようです。
英検CSEスコア
英検CSEスコアTOP

従来型の英検は受験そのものには利用できませんが,高校2年生までに2級までを受験して,現在のスコアを把握しておくことで,本番の高校3年生になってからスムーズに新型英検でスコアを稼ぐことができるようになるでしょう。

そもそも新型英検と言っても,今までスピーキングが2次試験として別日程であったことが問題なだけで,試験内容は変わりません。英検以外の検定はまた別の対策が必要になりますから,まずは英検でスコアを確保しておき,その後私立大学などの条件を確認してTEAPTOEFL iBTなどを受験すると良いでしょう。

上智大学とか青山学院大学は,TEAPのスコアが必要だったはずです。

また,英検CBTというものも用意されました。これを利用すると従来型の年3回に加えて同じ級を最大6回受験可能になります。

英検CBTは「大学入試英語成績提供システム」に採用されていますので,受験機会が多いのはより良いスコアを出すために有効でしょう。

ただ,CBTは2級までなんですよね。準1級と同じスコアにするためには,ほぼ満点を取らなくてはいけないので,そこは少々厳しいところです。

また,英検CBTはコンピューターを使うにもかかわらず,会場数が非常に少ないという難点があります。石川県からですと近いのは京都,名古屋,大阪と言ったところでしょうか。飛行機を使うのであれば東京の方が楽かもしれません。しかし,お金がかかりすぎますね。

スピーキングが録音式というのも慣れない人にとっては少々ハードルが高いでしょう。

私個人はライティングがタイピングになる方が圧倒的に楽ですが,学生にとってはハードルが高そうですね。

各テストの違いも出ていますのでリンクを貼っておきます。

「大学入試英語成績提供システム」参加要件 確認結果を受けて

ただ,どんな形であれ,上で書いたように英検の問題のレベルは従来型と変わることはないでしょう。

これからの英検は「何級に受かった」か以上に,「何級に『何点で』受かった」かが重要になります。

ですから不合格を恐れて受けないよりも,落ちてもかまわないのでどんどん受験することをお勧めします。

ただ,個人の感覚ですがCEFRのスコアと英検のスコアって若干ズレがあるような気もするんですよね。そういう意味では,とっとと英検は2級までを取ってしまい,他の検定試験に挑戦しておくのも良いかもしれませんね。

高校ではGTEC for STUDENTSとか受験していますが,あれAdvanceまでいかないとCEFRがB2に到達しないんですよね。それならC1まで対応しているGTEC CBTの方が良いかもしれません。

いずれにしても,各大学で検定の使い方は少しずつ異なります。

こうなると自分のいきたい大学を早くに定めておかないと,いざ受験しようと思ったら自分の英語のスコアが使えないなんてことにもなりかねません。

受験の戦略を考えるためには,キャリア教育のような先を見据えたものがより重要性を増してくることになりそうです。

また,学びたいことを見つけるための情報の集め方が大事になってきそうです。情報を取捨選択するためには,実は学力が必要ですからね。

小学生,中学生は今の目の前の勉強が実は未来に直結するのだと言うことを,なかなか意識できないものです。

この辺も伝えていけるように,私自身勉強しないといけませんね。頑張ります。

それではごきげんよう。

2018年4月22日 (日)

動画授業善し悪し

動画授業を作ったり利用したりしていると,その便利さを感じると同時になにやら物足りなく感じることもあります。

動画授業を作る場合,私にとってはどうしても「作品」のレベルまでいかないと納得できない感じがします。

また,私が作るものはiPadの画面上で完結するものになりますが,個人的にはこれで対応できるのは高校生以上ではないかとも思います。

中学生や小学生に使ってもらう場合は,電子黒板などを利用した上で「先生」の姿が映っていた方が効果的なのではとも感じるのです。

このスタイルは,エキゼミで使っているところだとベリタスアカデミーがそうですね。他には電子黒板を使っていませんがスタディサプリなどもあります。

PCの画面上で完結する学びエイドなどは,逆に「先生」の姿がないようにしているようです。

私は「先生」の姿が見えた方が良いと思うのですが,見えない方が良いと思う人もいるんでしょうね。

ただ,どれも最近の傾向として動画の時間を非常に短いものにしています。

生徒に以前聞いたところ,ページを開いた時点で残り時間が見えてしまうので,長さに辟易して見るのが嫌になるなんてこともあったようです。

長くても10分前後に納めるように,最近のものは気をつかっているようですね。

これだけ動画授業が充実してくると,逆にリアルタイムの授業や添削,テスト,解説の価値が非常に高くなってくるような気がしています。

動画授業の良さを活かしつつ,リアルタイムでしっかり指導をしていけるように,私もまた精進が必要ですね。

それではごきげんよう。

2018年4月13日 (金)

全国学力調査つれづれ

来週の火曜日に全国学力調査が予定されています。例年の国語・数学と今年は理科ですね。

前日には石川県の独自の学力調査もあります。こちらは残りの英語・社会になります。さらに全国の方は小6と中3が対象ですが,県のものは小4なども含まれますね。

全国的な学力調査(全国学力・学習状況調査等)

問題を見てみると,なんというか大まかな印象でしかありませんが,すごく文部科学省の方々が目指しているものは感じられるような気がします。

シンプルな計算力や知識力を問うA問題と,より思考力を問うB問題に数学と国語は分かれています。特に,B問題での記述などを確かめたいのではないでしょうか。

PISA型のようなテストで,より思考力を伸ばす人材教育を目指したいのだと思うのですが,いかがでしょう。

しかし同時に採点のことを考えているのか,B問題でもかなり「正解」に誘導する要素が多いようにも見えます。

どうも印象として石川県の教育委員会は,この学力調査での順位に強くこだわっているように感じます。

そのためでしょうか,この時期は県内の多くの学校で過去問が配られ,まるで「学力調査予備校」のようになっています。

学力調査そのものは,私としても国家単位の学力の把握と今後の教育の方向性を決めるデータの一つとして,有益ではないかと思います。

ただ,それに対してひたすら目先の対策だけ施した結果では,決して喜べないのではないでしょうか。

能登地区の多くでは,ただでさえ通常の授業が遅れてしまっているのに,小5や中2の最後はひたすら学力調査の過去問漬けにされてしまうことが多いように見えます。

しかも今日,宿題がやりたいということで少し残ってやっていた小6の生徒に聞くと,答えが配られていないとか。もう一体何がしたいのか私にはわかりません。

せっかくいろいろ考えることが多い問題が用意されているのに答えを渡さないということは,結果として正解か間違っているかもわからない問題をひたすら数をこなすだけになってしまいます。

しっかりした理念に基づいた問題に対して取り組む良い機会であるにもかかわらず,何かが間違っているような気がしてなりません。

おそらく現場の先生方のなかにも疑問に思っている方はいると思います。でもそれが口に出せない環境なんでしょうねぇ。

この調査が生徒たちに残してくれるものが,かえって少なくなっているように思うのは私だけでしょうか。

理想と現実のズレが私のような外部の人間にも見えてしまっているのが,なんとももどかしいです。

少なくとも私個人は学力調査に対して対策とかする必要はないと思います。きちんと今まで学校の勉強をしていれば,ある程度できる問題のはずですから。それができないと言うことは,普段の定期テストなどの点数がただのメッキでしかない証拠になります。

できたら喜べば良いですが,できないことに対して悲観的になる必要はありません。それよりも特にこの学力調査の対策でスタートが遅れがちな中3生は要注意です。

エキゼミの生徒たちはもう春休みからスタートしていますが,1週間経ってもまだ教科書に入ってさえいない学校もあります。中間テストまでにしっかりペースを作るために,ぜひ塾を利用して欲しいところです。

お待ちしています。

それではごきげんよう。

2018年3月11日 (日)

大学の選び方いろいろ

大学の選び方というのは,いろいろな基準があります。

やりたいことが学べる学部があるか。その学校の知名度が高いかどうか。成績が自分にマッチしているかどうか。卒業後の就職が充実しているかどうか。

そんななかで,美術や音楽などの芸術系ではよく聞くのですが,一般的な学部では意外と聞かない選択があります。

○○先生が教えているから,この大学に行きたいというものです。

音楽の場合,試験を受ける前からレッスンを受けていることが多く,その先生が教えている大学にそのまま進学するという選択がけっこうあります。

また,場合によってはその先生の師匠につくために学校を選ぶということもあります。

これは留学する場合でも,似たようなことがありますね。

一般的な学部の場合,なぜこれが少ないのか考えてみました。

おそらくですが,多くの人は「どんな先生」「どこの大学」「どんな研究」をしているか知らないからではないでしょうか。

これって意外と大事なことではないかなと思います。

日本では何かしら賞をを取ったとかでもないかぎり,研究がマスメディアで紹介されることは少ないですし,扱いもそれほど大きくないものです。

そして,多くの高校生やその保護者にとっては,関心があまりないところなのではないかとも思います。

日本では大学の研究者は軽く見られているような気がするのです。

会社内の理系の研究者は地位や給与が結構保証されているようなのですが,そこに行けなかった人がなるものと思われているような気がしています。

文系は直接的な実益がないと思われていて,その研究はさらに軽く見られていそうです。

実態はともかく,一般的なイメージは大学の研究者は,企業勤めや事業を興すことに比べると,ややマイナスなのではないでしょうか。

その結果,「先生」の「研究」を基準に選ぶことは,「偏差値」や「学校の名前」に比べるとどうしても考えにくいのでしょう。

このあたり研究成果をわかりやすくオープンにできると,特に地方の大学や私立大学では生徒募集の一つの売りにできるかもしれませんね。

もちろん研究の過程をオープンにすることで,研究成果を奪われてしまう可能性もありますから,なんでもかんでもオープンにすることは難しいでしょう。

また,研究を社会にわかりやすく開示することで,場合によっては研究内容の大事な部分がぼやけてしまう可能性もあります。

ですが,そういったある意味ニッチな部分をしっかり打ち出すことができれば,多様性のある学生が確保できるかもしれません。

東大に行くような成績の生徒が,この先生につきたいからと地方の大学を選ぶ可能性もあるのですから。

一応,言い訳しておくと,私は「偏差値」や「学校の名前」で選ぶこと自体を悪いとは思いません。目標がわかりやすく,かつ調べやすいので,それでも十分に吟味できると思います。

ただ,そればかりだと「面白くない」と感じただけです。

小惑星探査機はやぶさが地球に戻ってきたときに,オーストラリアまで自腹で撮影に行った先生がいました。今も在籍しているかはわかりませんが,その先生はたしか和歌山大学の先生だったと思います。

また,うろ覚えですがたしか千葉大学では,危険を感じたときに時間が遅く感じられることの理由を研究し,成果を発表していたと思います。

高校生が研究内容を理解すること自体,大変難しいとは思います。ですが気になったことを一度調べてみると,「偏差値」や「学校の名前」以外でも,自分にとってより合う大学がみつかるかもしれませんよ。

気になるのであれば手伝いますよ。ぜひ一緒に調べてみましょう。

それではごきげんよう。

2018年3月 7日 (水)

公立入試2日目終了

公立入試終わりましたね。後は結果を待つのみです。

少し間を開けて,エキゼミでは高校生の勉強を進めていきます。英語と数学が中心ですね。

私自身は高校生の時,数学で躓いてしまったのですが,今見直すと数学の方がある意味で楽かもしれないと感じます。

というのも,学ぶべきことを一つ一つしっかりやっておけば,後は問題演習によってバリエーションに対応していくだけに見えるからです。

少なくとも受験数学においては,問題における通るルートとたどり着くゴールは,見えやすいか見えにくいかの違いだけで,結構はっきりしているのではないでしょうか。

ただ,同時になぜ高校で数学に躓く生徒が多いのかと考えた場合,おそらく考え方が解らないというよりも,単純に量に押しつぶされているのではないかとも思えます。

また,今までやってきたことの上に積み重ねるのではなく,なぜかもう一度やり直しているような印象もあるのです。

私は特に数列で躓いたため,規則性に苦手意識があります。ですが,小学生や中学生の教科書の中にちゃんと少しずつ考え方は盛り込んであるんですね。また,比例・反比例や一次・二次関数は考えようによっては,規則性のある数字の連続と捉えることができます。

それがなんだか今までやったことのないものとしてとらえてしまった結果,理解が遅れて拒否反応につながってしまうのではないかとも思うのです。

教科書をよく見直してみましょう。実は今までやったことを広げているだけのものは意外と多いですよ。

英語も,受験に限れば単一のルート,ゴールという傾向がありましたが,高大接続改革で英語に関しては,それを越えようとしているように見えます。

「読む・聞く」という受動的なものは,これまでの勉強でも十分対応できるものだったと思います。それ以上に「書く・話す」という能動的なものの比重をもっと高くしようということなのでしょう。

ただ,テストとして扱う場合どうしても正解をある程度決めてしまわなくてはいけません。

英作文などでは,場合によっては内容ではなく文法の正誤だけが判定されているような場合もあるようです。

なお「読む」だけであれば,基本的な文法は中学校でほぼ習っています。完全に新しい文法といって良いのはおそらく仮定法だけです。中学校でやったことのバリエーションが増えていくだけです。あとは語彙力が大事になってきますよ。

ただ,最近多いこと。英単語の日本語の意味は覚えたけど,その日本語の意味がわからない。こういった生徒が非常に多いです。

ある程度はその都度指摘してはいきますが,できれば家庭での会話でもっといろいろと話しておくと良いのではないでしょうか。大人からするとすごい細かいことそしっているのに,本当に普遍的なことを知らなかったりするものです。

さて,英語に関してはここからどういった方向に進むのかはまだ未知数ですが,少なくとも外部検定試験の活用は確実になってくるでしょう。

英検は試験内容はともかく,スコア制になることで今の英語の理解力が可視化されました。多くの大学では,英検準1級に合格すると必要なスコアをクリアし,センターが満点扱いになったり,大学独自試験の代わりに使うことができたりします。

スコアは2年間有効ですから,高2で準1級がとれると相当楽になるのではないでしょうか。

そのうえで英検がまた別に実施しているTEAPIELTSなどをとると,大学の選択肢が増えますよ。

高校ではGTECがよく採用されているようなのですが,まだスコアを採用してくれる大学は少ないかもしれません。

個人的に難易度が一番高そうだなぁと思っているのはTOEFL iBT です。

この辺を一度受けようかなと思いつつ,なかなか踏み切れないのが私のダメなところですねぇ。

いずれにしても,今日はあくまで一区切り。遊んでいるとあっという間に置いていかれますよ。

別に受験直前のようにがむしゃらにやるわけではありません。「いつも通り」勉強するだけです。塾でも続きを用意していますからね。待っています。

それではごきげんよう。

2018年3月 6日 (火)

公立1日目終了

公立入試1日目,終わりましたね。なにやら噂では英語が難しかったとのこと。

出来不出来は今は気にせず,明日に備えましょう。

2日目の社会と数学は基本的に難易度が高めの科目です。前回書いたとおり,まずはできるものをしっかりおさえましょう。

ただ,同時にここ数年,この2科目に関しては大きくとらえた難易度は下がっているのではないかという印象もあります。

社会の難易度が高い理由は,記述問題の比重が非常に大きいことです。単純な丸暗記だけでなく,資料を読み取ったり,問題文の意図にしっかり合わせたものを要求したりとバラエティに富んでいます。

それに反するかのように,用語を書く問題や選択問題は,非常に基礎的な知識を要求している印象があります。

以前はこれらの問題も教科書の隅っこからひろってくるような「確かにやったけど忘れがち」なものも多少ありました。大学入試で言えば用語集の太字ではないところからひろってくるような感じですね。

しかし,ここ数年用語問題や選択問題のような暗記で対応できるものは,極端にわかりにくいものを減らしてきている印象です。

その分,記述問題では暗記での対応を難しくした問題が増えているような印象があるのです。

将来の大学入試改革を見据えて,記述問題で書くときに頭を使うことを要求している感じですね。もっともこれは同時に採点する先生たちを悩ませるのではないでしょうか。大学入試改革でもこの点が議論されていたように思います。

おそらくですが,石川県全体で統一した採点基準というのは,かっちりと決められていないのではないでしょうか。そのため学校によって若干の採点基準の違いはあるのではと考えています。そのために,記述問題以外では採点がしやすいようにシフトしているのでは?とも思いました。

数学も確かに難易度が高いのですが,最低点が3点からです。これが例年最低でも10問設定されています。この3点問題は本当に基礎的な問題です。逆に言えばこれを落とすのは非常にもったいない。しかも,この3点問題は全て答えだけを解答用紙に記入するものです。途中計算での減点はありません。そうであれば,問題用紙でしっかりと計算を確認して,この30点を確実にするというのは戦術として有効でしょう。

逆に各大問の(3)は難易度が非常に高い。その分配点も高めなのですが,最大でも6点くらいなのです。そう考えると時間と得点を比べた場合,そこに必要以上にこだわるのは得策ではないと思います。

ただ,これらの問題は証明問題や途中計算を書くものが多い。ということは中間点がもらえる可能性も非常に高いと言うことです。

白紙はどんな科目であれ,印象が良くありません。時間内で書けるものはとにかく書く!という心がけが大事ですよ。

それから作図問題は例年8点と非常に点数が高いです。そして,これも一時期に比べるとかなりわかりやすい問題になってきた印象です。

過去問では,少なくとも「角の二等分線」か「垂直二等分線」は必ず条件に一つ含まれていました。条件の提示方法は様々ですが,よく読んでこのどちらかを書くことができれば,うまくいけば2~3点は最低でも確保できるのではないでしょうか。

もちろんコンパスと定規を忘れないよう,朝にもう一度確認しましょう。

いろいろ書きましたが,結局のところ本番で頑張るのは生徒自身です。昨日も書いたように本番でこそ自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう,気持ちを持っていきましょうね。

それではごきげんよう。

入試本番です。

さて,夜が明けたら公立入試1日目です。

もうここまで来たら後はメンタル面を注意するだけです。

たしかに大事な日ではありますが,だからといって特別なことをしようとするとかえって調子を崩すことが多々あります。

本番こそ,いつもどおりの感じでいくことを心がけると良いですよ。

昔,吹奏楽部の練習では,「練習は本番のように,本番は練習のように」という意識を持つようにとよく言われたものです。

これは多くの物事に当てはまる言葉の一つだと思います。

極論,本番で今までやったことの100%を出し切るというのは「奇跡的」といって良い確率だと私は思っています。おそらく80%出せれば,相当良いパフォーマンスだと言えます。ただ割合ですから,今まで積み重ねたものが多ければ多いほど,その成果は大きなものになるでしょう。それだけのものは準備できたのではないでしょうか。

実際には100%ではないとしても,今までやってきたことをどこまでだせるか。そこは精神的な強さが必要になってきます。

私個人は,そういう意味では直前にやたらと詰め込むのは逆効果かなと思っています。

今までのものを再確認する。それだけで良いと思うのです。

確かめたことの一つ一つが本番での自信につながるでしょう。そして,それが合格へとつながる大きな道筋の一つになるはずです。

一方で不安でしょうがないことと言うのは,どこまでいっても解消できない人もいるでしょう。そういうときは,不安なことを直前で全部書き出してしまうのです。

以前も書いたかもしれませんが,不安が多いとそれが脳の短期記憶の領域を圧迫してしまい,問題を解く際に設問文や資料を何度も読み返すはめになってしまうのだそうです。

PCのメモリをクリーニングするように,実際にテストを解く際に邪魔な不安要素を書き出すことによって,短期記憶の領域から拭い去ってしまいましょう。

それから2日目の朝の新聞で答え合わせをしたり,友達同士で答え合わせをしないようにしましょう。

「できなかった」という意識があると,無意識に残りの科目で取り返そうとして無理をしてしまいます。

特に数学はその傾向がありますが,石川県の公立入試は「できること」「できないこと」の時間内での見極めを重視していると感じます。つまり,基礎を「しっかり」「確実」に押さえたうえで,どこまで難しい問題で上積みできるかということです。

極端なことを言えば,難しい配点の高い問題が1問正解するよりも,簡単な問題を全問確実に抑えた方が最終的な点数が高くなったりします。

そのうえで記述問題は,なにかしら書くことによって中間点をもらえる可能性が非常に高い。

どの科目もまず最初に全ての問題に目を通すことを心がけると良いですよ。どこが得点を稼げるかしっかり見極めて欲しいところです。

さあ「いつも通り」に頑張ってきてください。

それではごきげんよう。

2018年2月20日 (火)

平成30年度石川県公立高校入試出願状況

さて,公立高校の入試志願者倍率が発表されました。

リンクはこちらをどうぞ。
平成30年度石川県公立高校入試出願状況(全日制)

その中から金沢と県南部の上位校と,能登地区のものを抜粋してみました。

黄色く塗ってあるのは全年度より上がったところ,青いところは下がったところです。

学校名に色が塗ってあるのは,初見で印象に残ったところや気になるところですね。

桜丘が高いのは毎年のこととして,今年は錦丘にずいぶん集中しましたねぇ。金沢西も高いので,上位はともかく平均点前後の生徒にとってかなり厳しい形となりそうです。

能登地区は七尾,羽咋ともにかなり低調です。鹿西も変わらずなので,あまりここから動くことはなさそうです。変な話ですが,どこも倍率が低いからこそ変更する意味が薄いという印象です。

ぱっと見の印象としては,実業系の倍率が非常に高い。こう考えると,能登地区全体では今年の3年生は普通科での勉強が嫌なのかな?とも勘ぐってしまいますね。

田鶴浜は毎年隔年で人気が上がるので,まぁこんなものだろうと思うのですが,七尾東雲とか定員減にもかかわらず,志望者が減らなかったんですねぇ。

能登高校なんか1倍超えました。まちなか鳳雛塾の影響もちゃんと出てきたのでしょうね。良いことです。

輪島高校ですが総合科が定員満数なのに対して普通科がかなり少ない。

あくまで予想ですが,輪島高校の総合科を志望する生徒はほぼ全員輪島中学校のせいとだと思います。東陽中や門前中はいないでしょう。他の選択肢がありますからね。

そうすると,普通科の定員割れは輪島中から普通科に進学する生徒が少なく,より上を目指す生徒は輪島市外の学校を受験する傾向があるということだと思います。勉強をしたいという意味では輪島高校が選択されないということではないでしょうか。

これはかなり危険です。塾の中では頑張っている生徒もいますが,学校の空気として勉強に対する意欲がない生徒の比率が上がっていそうです。そうなると頑張っている生徒たちもモチベーションを保つのが,なかなか厳しいのではないでしょうか。

なんとかフォローしていかないといけませんね。

能登地区では,実業系の方が落ちることを心配しなくてはいけないという逆転現象が今後も加速していきそうです。

いつも言っているとおり意思を持って実業系を選択するのであれば問題ありませんが,そうではない生徒の方が多い気がします。

ここからどう動くか,変更期間の終わった27日の動きをしっかり確かめないといけませんね。

それではごきげんよう。

2018年2月 5日 (月)

総合模試ゼミにでます

昨日,一昨日と睡魔に負けてサボってしまいました。なんだかすごい眠たかったんですよね。とりあえず気を取り直して,また続けていくことにします。

しかし,寒さと雪が厳しいですねぇ。

幸い,輪島では模試会場は断水などの影響はなく,滞りなく模擬試験がおこなわれたので,よかったです。

最後の模試の結果は,願書の締切までには来ないと思います。では,何が大事かというと,本番の点数や出来具合のシミュレーションができるということです。

問題を見た限り,入試のレベルに非常に近い感じの問題になっていると感じました。本番に非常に近い感覚が得られたはずです。この後もしっかり自己採点,解き直しをして,残りの時間でやるべきことを洗い出しましょう。

次の日曜日には,総合模試ゼミもおこなわれます。

総合模試ゼミ|石川県総合模試

今回は北國新聞会館でおこなわれますが,数学を私が担当します。

空間図形と三平方の定理について話す予定ですが,それ以上に問題の取捨選択についてしっかり伝えたいですね。石川県の公立高校数学は満点を狙うのではなく,いかに取れるところを確実に押さえるかが重要ですからね。

そのうえで,上位校を目指す生徒には上積みのためのヒントになるようにしたいと考えています。

今回のお題,空間図形と三平方はだいたい一番最後に出ることが多い問題ですが,ここ2~3年は意外に得点源になりやすい問題が多い印象があります。以前であれば,できなくてもしょうがないかなと思える問題も多かったのですが,諦めるのはもったいないかもしれませんよ。

もっとも短い時間で基礎的なことだけですから,あとは家や塾に戻ってしっかりその内容の問題に取り組んで欲しいところです。

さらに,その後の合格塾2018でより有用な情報と強い気持ちを得て欲しいと思います。

スタンダードの方はかなりのペースで埋まっているようです。ハイレベルは定員が多いので,まだ余裕があるようですが,加速しそうなので早めの申込をお願いします。

Mini

さあ,残りの時間を上手く使っていきましょう。

それではごきげんよう。

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